「北条海岸SUPフィールドご案内」
- 大会事務局 八代健正
- 2017年9月13日
- 読了時間: 4分

皆さんこんにちは!
大会事務局の八代健正です。
北条海岸CUPに備え練習に来てくださる皆様、またシンプルに北条海岸でのパドリングを楽しみにお越しになる方のため、北条海岸パドラー の私めがご案内をさせて頂きます!
っという使命感に燃え、今朝も愛犬ハチの散歩もそこそこに海へ漕ぎ出しました。
(ただ、漕ぎたいだけ・・というご意見は受け付けません。)
さて・・

北条海岸は平坦な陸地に囲まれた館山湾に面しており外洋の影響を受けづらい通年穏やかな海況です。また、南西方向には沖ノ島、北西方向には大房岬とパドリングするには最高の景色も存在しており魅力的。
沖ノ島、大房岬周辺の透明度は沖縄と同じだそうです!!
それから!北条海岸の夕日は絶品です!
これから涼しい季節になると沖に富士山が見え夕日と富士山、そして黄金に輝く海面にはうっとりします。
しかしながら・・・やはり自然そのままの海ですので細心の注意と、海を生活の糧としている人たちや、同じく海を楽しんでいる人たちへの敬意は必要です!

※黄色のエリアは注意が必要な箇所。赤いエリアは立ち入り禁止箇所。
「風の影響」
気をつけなくてはならないのは、風の影響です。特に東寄りの風(沖に向けて吹く)が吹くときには4m/秒程度でもかなり沖に流されやすく、また戻りが向かい風になるためご自分の現在地管理が常に大事になります。
予報に無い風の変化があるのもこの地域の特徴で天気予報とは違う方向や強さに変化することも少なくありません。常に風向きにも注意を払うことが必要です。
また冬場(12月〜3月)は西、南西、南の風が強くなることが多くなります。北条海岸に限らず海に出る前は気象情報をしっかりと把握することにしましょう。
「船舶」
また、大型の港湾が北条海岸の南側にあるため南北(沖を見て左右)の方向に大型の船が往来することがあります。余裕をもって見送り、船が通りすぎてから進路を進めることをお勧めいたします。
早朝にパドリングする方は、イカダを引いた大型の漁船と出会うことがあります。
これはうっかりすると少し厄介でして、船が後方200m程度の長いロープでイカダ(いけす)を引っ張っており、速度はおおよそSUPと変わらなく、船とイカダの距離が離れているためうっかり船の後ろを通ろうとしてイカダを引いているロープに乗り上げる可能があり危険です。漁業者にも多大な迷惑になります。
小型の漁船も早朝と夕方は多く往来しますので、それもご注意しながらパドリングしてください。
「沿岸建造物付近」
沿岸にも注意すべき場所があります。
岸壁は海底に隠れて見えない土台がかなり広範囲に広がっているため、その付近でボードから落ちると思わぬ事故に遭う可能性もあります。

それから、館山夕日桟橋 http://bosotown.com/archives/2016 の周囲も要注意です。
釣り場として人気があるのもさることながら観光船の発着場所になっており小型の海底透視船(ピンク)が定期的に発着します。ゆっくり進む船ですが進路をよく注意してくだい。
※今年いっぱいは桟橋の周りで海事工事も行われています。
また、桟橋の下は行政の指導により通過(くぐる)は禁止となっております。

「北条海岸を楽しむ仲間」
今朝、パドリングしている最中、ボードのすぐ近くに投げ釣りの重りが降ってきました。
ぬおっ!!!と変な声をあげてしまうほどびっくりしましたが・・・こちらも沿岸で釣りを楽しんでいるひとたちに注意や敬意を払うことが必要だよなぁ。。と改めて思いました。
こちらは沖に広くフィールドを持っているので釣り人近くの海面は譲り、あまり近寄らないようにしましょう。
週末は水上バイクを楽しんでいる人たちも多くなります。
かなりスピードで海上を走っているので場合に寄ってはパドラーを見落とすこともあるかもしれません。沖をパドリング中に水上バイクと接近した時は視認性をあげるため座ったまま待つのではなく、になるべく立っていることや、もともと目につきやすい色のウエアーを着用していることも必要かもしれませんね!
パドラーも、水上バイク、釣り人、そして北条海岸にはウインドサーファーも多いです。お互い、海を楽しんでいるもの同士ですから仲良く海時間を共有したいですね。
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